Q7 次のような100x100ピクセルのビットマップファイルを作ってください。

https://gyazo.com/489e6c6ed29fa76b937fd85c1672112e

画像生成系のシェル芸

これは普段シェル芸で画像生成をやったことあるかどうかに左右されるので解ける人解けない人がだいぶ分かれそう

僕は以前シェル芸でやったことがあったのと、Nimでpnmというライブラリを作ったことがあったので思いつけた

僕の解答

code:pnm.sh

(

echo P1

echo 100 100

x=0; for i in {1..100}; do for j in {1..100}; do x=$((x ^ 1)); echo -n "$x "; done; x=$((x ^ 1)); done

) | convert - a.bmp

考え方としては、ピクセルで一度画像を生成してからImageMagick(convert)でBMPファイルに変換する

ピクセルでこの市松模様をどう作るか

ここでPNM P1(PBM Portable bit map)という書式の画像を作ることを考える

なので、0 1 をそれぞれ黒白としてPNMのデータに追加する

0と1なので、ビット演算のXORによるビット反転(^)が使える

$ echo $(( 0 ^ 1 )) $(( 1 ^ 1 ));

1 0

ただこのままだと次のループでも同じ0 1の値になってしまって、市松模様ではなく縦線の画像になってしまう

なので、ループが終わったタイミングで更にXORする

市松模様のデータは作れたので、あとはPBM画像のヘッダ情報を付与

P1なのでP1

100x100ピクセルなので100 100

あとはconvertに標準入力から渡して、bmpとして保存

結構頭ひねったので面白かった

上田先生の解答

$ echo P1 100 100 $(seq 10000 | awk '{print ($1+int(($1-1)/100))%2}') | convert - check.bmp

おしゃれな解答だと思った

2で余りを求めるのをいい感じに組み合わせるというアプローチ

むしろ僕はなんで２で割った余り使う方を思いつかなかった・・・